「webライターの仕事はきつい」「どうせ長くは続けられない」
webライターを副業にしたいものの、上記が懸念されなかなか踏み切れずにいるのではないでしょうか。webライターは、コツコツと努力を重ねることで十分に継続できる仕事です。
本記事では、webライターがきついといわれる理由やきつい状況を抜け出す方法を解説しています。加えて、webライターの仕事の魅力やwebライターに向いている人を紹介しています。
最後まで読むことでwebライターの仕事への不安は解消できるでしょう。
webライターがきついといわれる理由
webライターライターがきついといわれる理由は以下のとおりです。
- 最初は思うように稼げない
- 慣れないと執筆がはかどらない
- フィードバックで消耗する
- スケジュール管理が難しい
- モチベーションが維持できない
初心者ライターの挫折原因の多くは、上記のいずれかにあてはまるでしょう。
最初は思うように稼げない
最初は思うように稼げないことが、webライターがきついといわれる理由です。
初心者ライターのうちは、受注できる案件の単価が低いことが多く、納品した記事数に対して報酬が少ないと感じるかもしれません。案件の応募においても、webライターの中でもっとも人材が多い初心者層は、競争が激しいといえます。
仕事に慣れスキルアップするまで、得られる報酬以上に時間や労力がかかることは、クライアントワークの特徴です。経験を積み、要領よく質の高い仕事ができるようになれば案件獲得もしやすくなり、少ない時間で高い報酬を得られるようになるでしょう。
慣れないと執筆がはかどらない
慣れないと執筆がはかどらないことがあり、きついと感じるかもしれません。
初心者のうちは、スキルや経験がないため、一記事執筆するのに多くの時間がかかるものです。必要な情報をリサーチし、要点をまとめることにも時間がかかります。
誤字・脱字チェックやコピペチェックなどに必要な、各種ツールの使い方がわからず苦労するかもしれません。
最初は、案件を受注するたびに覚えなければならないことが出てくるため、どうしても作業に時間がかかります。しかし、慣れるにしたがって負担は減っていくでしょう。
フィードバックで消耗する
フィードバックで消耗することも、webライターがきついといわれる理由です。
フィードバックとは、執筆内容に関する発注者からの指摘を指します。次回以降の執筆に役立ててもらうために発注者がするものですが、指摘内容がきついと感じることがあるかもしれません。
また、フィードバックの他に修正依頼を頼まれるケースがあります。修正依頼とは、フィードバックと違い指摘箇所を修正し再提出する作業依頼です。
提出した記事の内容が、発注者の期待に見合っていなければ相応の修正依頼があります。ときには、大量の修正依頼に対応しなければならず、相当な労力を必要とする場合もあるでしょう。
しかし、修正依頼はライターに成長してもらいたいという発注者の気持ちの表れでもあります。依頼された修正をこなすことで、ライターがスキルを身につけられるためです。
発注者からすれば、指示を出してライターに修正してもらうよりも、自分でなおしたほうが早いでしょう。不適任なライターであると判断した場合、フィードバックや修正依頼せずに、今回限りで取引を終了すればスムーズなはずです。
そこをあえて、手間をかけてフィードバックや修正依頼してもらえるのですから、真摯に向き合いましょう。ただし、初心者案件においては記事質よりも量を求められるため、修正依頼がないことも多いです。
スケジュール管理が難しい
スケジュール管理が難しいことも、webライターがきついといわれる理由です。
webライターの仕事には、基本的に納期があるため、締め切りに間に合うようにスケジュール管理することが重要です。最初は、作業にかかる時間の見積もりが甘く、効率よく作業が進まないことが多いでしょう。
また、受注する仕事が多くなりスケジュールが過密になると、プレッシャーを感じるかもしれません。常に納期に追われるようになると、生活の中でオンとオフの切り替えが難しくなり疲弊してしまうおそれもあります。
スケジュール管理がうまくできないと、仕事を多く受けられないため思うように稼げない原因にもなります。
モチベーションが維持できない
モチベーションが維持できないことで、webライターがきついと感じることがあります。
webライターは、基本的にひとりで仕事するため、自分でモチベーション管理しなければなりません。細かく目標設定してチャレンジしたり、自分へのごほうびを用意したり、自分で自分の機嫌を取る工夫が必要です。
また、SNSなどで他のライターの投稿をみて落ち込むなど、他人と比較してモチベーションが下がってしまう場合があります。
一人で自由に仕事できる反面、孤独を感じてつらくなるケースもあるため、モチベーション維持は重要です。
webライターのきつい状況を抜け出す方法
webライターのきつい状況を抜け出す方法は以下のとおりです。
- スキルアップする
- アピールポイントを強化する
- 継続案件を獲得する
- 無理のないスケジュールを組む
- 計画的に休憩・休暇をとる
- 孤独を解消する
webライターがきついと感じた場合、できることから始めてみましょう。
スキルアップする
スキルアップすることは、webライターのきつい状況を抜け出すのに効果的です。効率よく作業できれば、心身への負担を抑えられるでしょう。
スキルアップは、リサーチや構成作成など作業のスピードがあがるだけでなく、単価アップにも貢献します。高い報酬の仕事を受注することで、多くの低単価案件をこなし消耗する状態から抜け出すことが可能です。
効果的に自己アピールする
効果的に自己アピールすることも効果的です。少しでも応募に受かりやすくしたり、単価の高い案件を受注したりすることで、案件獲得で疲弊しないためです。
たとえば、応募文はテンプレートを使いまわさず、案件ごとにしっかり熱意を込めて応募しましょう。募集文をすみずみまでしっかりと確認し、不備のないように提出することも重要です。
ポートフォリオを充実させることで、発注者からスカウトされるかもしれません。webライターを始めたての頃は、ポートフォリオとしてブログを運営するのもよいでしょう。
ブログをポートフォリオにする場合、多くの記事を掲載する必要はありません。自分の強みをアピールできる記事を、数記事用意すれば十分です。
継続案件を獲得する
継続案件を獲得することで、きつい状況を抜け出せる場合があります。継続案件とは、その名のとおり同じ発注者から継続して案件を受注することです。
定期的に仕事を受けられることで、新しい案件に応募する労力がなくなり、スケジュールも組みやすくなります。また、仕事に慣れることで要領よく作業できるでしょう。
収入も安定するため、精神的なきつさから抜け出せることもメリットです。
無理のないスケジュールを組む
無理のないスケジュールを組むことも重要です。
多くの案件を受注できるようになると、スケジュールがタイトになってきます。そのため、仕事をこなすことに疲弊してしまい、しだいに心身に不調がでてくるかもしれません。
私もこれまでに、何度か体調を崩したことがあり、スケジュールに余裕をもたせることの重要性を実感しています。
webライターの仕事を長く続けるためには、無理しないことがポイントです。スケジュール管理アプリを活用するなど、工夫次第できつい状況を抜け出せるでしょう。
計画的に休憩・休暇をとる
計画的に休憩や休暇をとることも大切です。作業に夢中になるあまり、つい休憩を抜いてしまいがちです。
ずっとデスクに向かいっぱなしなど、長時間同じ姿勢でいると体にさまざまな不調が生じます。たとえば、頭痛や肩こり、腰痛などです。
上記症状は、ひどくなると作業に支障が出るため、必ず休憩をとるようにしましょう。休憩中は、ストレッチなど体を動かすようにすると気分転換にもなります。
また、疲労が重なったときには、思い切ってしばらく仕事を休むことも大切です。
睡眠不足は、脳のパフォーマンスを下げるため、できるだけ睡眠をとるよう心がけましょう。疲れ切った脳で無理して作業を続けるよりも、一旦睡眠をとり次の日の朝、取り掛かったほうがはかどります。
孤独を解消する
孤独を解消することも、webライターのきつい状況を抜け出すには効果的です。同じ悩みをもつ仲間と楽しい時間を共有することで、気が楽になることがあります。
副業webライターは、人と会わず仕事をすることが多いため、行き詰まりを感じたらひとりで抱え込まないようにしましょう。
とはいえ、副業webライターの仕事について相談できる相手が身近にいないかもしれません。その場合、SNSやオンラインサロンなどのコミュニティに参加するのも、一つの方法です。
副業webライターに向いてる人
副業webライターに向いている人は以下のとおりです。
- 文章を書くことが好きな人
- 情報収集が好きな人
- 自己管理が得意な人
- 自分の成長を楽しめる人
- 細部に気を配れる人
それぞれ解説します。
文章を書くことが好きな人
文章を書くことが好きな人は、webライターに向いています。長時間の作業に苦を感じることなく、常に意欲をもって取り組めるためです。
また、文章を読むことが好きな人にも向いています。読書することで、表現力や語彙力などの文章力が自然に身につきます。読書が好きな人は、全く読書しない人よりも早く成長していけるでしょう。
情報収集が好きな人
情報収集が好きな人や物事について深く調べることが好きな人は、webライターに向いています。
webライターは、リサーチすることが最も重要な仕事であるためです。リサーチが足りていなければ質の高い記事は書けません。
また、さまざまな案件に取り組む中で、今まで書いたことのないジャンルの依頼を受けることもあるでしょう。自分の知らない分野に興味をもち、積極的に情報収集ができる人はwebライターをするうえで強みになります。
自己管理が得意な人
自己管理が得意な人もwebライターに向いています。
webライターの仕事の多くは、納期までに記事を納品する形式です。スケジュール管理がうまくいかず、締め切りに間に合わないと発注者からの信頼を落とします。
副業webライターは、ライフスタイルに合わせ自由に働ける反面、スケジュールの自己管理が重要です。
また、無理し続けて体を壊さないように、体調管理を心がける必要があります。黙々と作業する集中力を維持するために、じょうずに気分転換を取り入れるなど、メンタル面の管理も大切です。
上記のようにwebライターの副業は、しっかり自己管理しコツコツ取り組める人が向いています。
自分の成長を楽しめる人
自分の成長を楽しめる人もwebライターに向いています。
webライターの仕事には、多くの自己成長の機会があります。それらを楽しめると自然にスキルアップし、収入も上がっていくでしょう。
自分の成長を楽しめる人は、フィードバックや修正依頼をスキルアップのチャンスと捉え前向きに受け止めます。その結果、発注者からの信頼を得られ継続案件につながったり、他の案件を紹介してもらえたりする可能性もあります。
お金を稼ぐことだけが目的の人は、最初の稼げない時期に挫折してしまうかもしれません。自分の成長を楽しみ、発注者への高い価値提供を目指せる人に副業webライターは向いています。
細部に気を配れる人
細部に気を配れる人はwebライターに向いています。作業時に、細部まで注意を払うことで記事の質が向上し、修正にかかる発注者側の負担を減らせるためです。
発注者は、自社業務の負担を減らすためにライターに記事を発注します。納品された記事の修正に、発注者の時間や労力が奪われては本末転倒であるため、極力ミスを防ぎたいものです。
細部の確認が苦手な人は、チェックツールを使う、書きあげた記事を声に出して読み返すなど工夫するとよいでしょう。
きついを超えるwebライターの魅力
きついを超えるwebライターの魅力は以下のとおりです。
- 自由な働き方ができる
- 人間関係のストレスがない
- スキルや知識が身につく
- やりがいを感じられる
仕事に慣れ、スキルアップすることでwebライターのメリットをより活かせるでしょう。
自由な働き方ができる
自由な働き方ができることはwebライターの大きな魅力です。納期に間に合うよう上手にスケジュールを調整できれば、好きな時間に作業できます。
基本的に在宅で働けるため服装は自由、通勤時間はかかりません。スキルに応じて高い報酬の仕事にチャレンジでき、受ける仕事の量も調節可能です。ライフスタイルに合わせた仕事をしたい人には魅力的でしょう。
人間関係のストレスがない
人間関係のストレスがないこともwebライターの魅力です。自宅で作業できるため、仕事中に人と会うことが基本的にありません。
人付き合いが苦手な人にとっては、魅力的な副業でしょう。ただし、作業のやり方についての事前確認はしっかりやっておく必要があります。
スキルや知識が身につく
スキルや知識が身につくこともメリットといえます。ライティングやマーケティングのスキルは、汎用性が高く本業にも活かせることが多いです。
また、取り組んだ案件に関するジャンルの知識が深まり、思いがけない場面で役立つかもしれません。
webライターの仕事で得たスキルは、他の副業や独立に活かせる可能性があり、将来の選択肢が広がります。
やりがいを感じられる
やりがいを感じられることもウェブライターの魅力です。もちろん、発注者の期待に応えることでも十分やりがいは感じられます。
さらに、執筆した記事が検索上位に表示された場合など、目に見える成果が得られたときの達成感は格別です。また、自分の記事が読者の役に立てると思うとやりがいを感じられます。
WEBライターの「きつい」は気にしなくてOK！
webライターの仕事に限らず、どのような仕事も慣れるまではきついのではないでしょうか。一般の仕事と同じように要領をおぼえ、慣れていくことで次第に働きやすくなります。
webライターは、最初からかんたんに大きく稼げる副業ではありません。コツコツと経験を重ね、実績を積み上げることで安定して稼げるようになります。
自宅で好きな時間に働けて、やりがいのある仕事に魅力を感じるのであれば、ぜひwebライターにチャレンジしてみましょう。
